「おおざとへん」と「こざとへん」の覚え方はコレ!どっちが右?書き順と画数の違いも解説

日記
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漢字テストやクロスワードパズルで、「あれ、『おおざと』って右だっけ?左だっけ?」「『こざとへん』との違いは何?」と迷った経験はありませんか?

形は全く同じ「阝」なのに、置かれる場所によって名前も意味も変わるため、非常にややこしい部首です。しかし、実はたった一つの英語フレーズや、単純なイメージを持つだけで、一生迷わなくなる覚え方が存在します。

この記事では、小学生から大人まで使える「一発で覚えられる語呂合わせ」と、意外と知られていない「正しい書き順・画数」について、わかりやすく解説します。

【結論】一発で覚える!「おおざと」と「こざと」の区別法

どっちが右でどっちが左か。理屈よりもまずは、試験直前でも使える「最強の覚え方」を紹介します。

覚え方1:英語で覚える「That’s All Right(おおざとは右)」

最も有名な覚え方が、英語のフレーズを使った語呂合わせです。

  • That’s All Right(ザッツ・オー・ライト)
    • オーおおざと
    • ライトRight(右)

つまり、「おおざとは、Right(右)にある」と覚えられます。これが決まれば、消去法で「こざとへん」は「左」だと分かります。

覚え方2:ひらがなで覚える「『こ』は『こっち(左)』」

英語が苦手な小学生には、ひらがなの頭文字を使った覚え方がおすすめです。

  • 「こ」ざとへん = 「こ」っち(自分から見て左側を指差すイメージ)

また、漢字の部首には「へん(偏)」は左側にくるという基本ルールがあります(きへん、さんずい、ごんべん等)。名前に「へん」がつく「こざとへん」は左、つかない「おおざと」は右、という覚え方も論理的で忘れにくいでしょう。

覚え方3:意味で覚える「地形(壁)」と「村(場所)」

漢字の意味から覚える方法です。

  • 左(こざとへん): 壁や山が迫っているイメージ(防御の壁)。
  • 右(おおざと): 広いエリアや国を表すイメージ。

漢字の成り立ちを知ると、このイメージがより鮮明になります。

決定的な違いは「位置」と「意味」

覚え方で「位置」を把握したら、次は「なぜ使い分けるのか」という意味の違いを理解しておきましょう。ここを知っておくと、初めて見る漢字でも意味を推測できるようになります。

左側にあるのが「こざとへん(阜)」=山・壁・ガード

左側にくる「阝」は、もともと「阜(おか)」という漢字が変形したものです。
「阜」には、土を盛り上げた丘、山、階段、崖といった意味があります。

  • 意味: 地形、高低差、壁、遮るもの
  • 代表的な漢字:
    • (防ぐ):土手(阜)を作って敵をガードする。
    • (降りる):高い丘(阜)から下へおりる。
    • (さか):大阪の阪。坂道のこと。
    • (かい):階段。段差のこと。

右側にあるのが「おおざと(邑)」=村・国・エリア

右側にくる「阝」は、もともと「邑(むら)」という漢字が変形したものです。
「邑」には、人が集まる村、都、国といった場所の意味があります。

  • 意味: 集落、行政区画、国、特定の場所
  • 代表的な漢字:
    • (みやこ):人が集まる大きな村(邑)。
    • (ぐん):行政区画としての村(邑)。
    • (くに):国そのもの。
    • (やしき):人が住む特定の場所。
    • (ぶ):全体を分けた区画。

意外と知らない!「阝」の書き順と画数

「阝」を書くとき、なんとなく「フ」を書いてから「丨(縦棒)」を引いて、2画で書いていませんか?
実は、漢和辞典や学校のテストにおける画数は異なります。

正しい書き順は「3画」!2画ではない理由

漢字の部首としての「阝」の画数は、「3画」と数えるのが一般的です。

  1. 1画目: 横棒(一)
  2. 2画目: 折れて斜め下へ(ノのような動き)
  3. 3画目: 最後の縦棒(丨)

実際の筆記(書き順)では、1画目と2画目を続けて「フ」のように書いてしまうため、動きとしては2回で済みます。しかし、画数カウントでは「フ」の部分を2画分(横+折れ)として数えるルールがあるため、合計で3画となります。

※「乙」のように「フ」を一筆(1画)で書く漢字もありますが、「阝」の元の字(阜・邑)の成り立ちから、3画として扱われます。

学校で習う筆順のポイント(縦→横折れ→縦)

実際の書き方(筆順)で注意したいのは、「縦棒をいつ書くか」です。

  • 正しい筆順:
    1. 上の「フ(マのような形)」の部分を書く。
    2. 最後に、上から下へ縦棒(丨)を通す

「B」のような形を書くのではなく、「3」のような形を書いてから、串刺しにするイメージです。

Q. 書き順が変わったという噂は本当?

「昔は2画と習った気がする」「書き順が変わった?」という疑問を持つ方もいます。
基本的には昔から「画数は3画」という扱いは変わっていませんが、書道や行書(崩し字)の世界では一筆書きのように書くこともあるため、記憶が混同している可能性があります。
学校教育(教科書体)においては、現在も「画数は3画」「書き方はフ→縦」という指導が標準的です。

どっちだっけ?間違いやすい漢字リスト

最後に、どっちの「阝」を使うか迷いやすい漢字をペアで整理します。意味の違いを思い出せば、もう間違えません。

「防」と「邦」

  • 防(ふせぐ): 左側(こざとへん)。敵を防ぐための「土の壁(地形)」だから左。
  • 邦(くに): 右側(おおざと)。国という「場所・エリア」だから右。

「阿」と「那」

  • 阿(あ): 阿蘇山や阿波など。元々は大きな丘や曲がった地形を指すため、左側(こざとへん)。
  • 那(な): 那覇などの地名に使われる。多い、美しいなどの意味もあるが、地名(場所)として使われることが多いため、右側(おおざと)。

「降」と「都」

  • 降(おりる): 階段や坂を降りる動作。「高低差(地形)」があるため、左側(こざとへん)。
  • 都(みやこ): 人が集まる「村・都市」のこと。場所なので、右側(おおざと)。

まとめ

「おおざとへん」と「こざとへん」の違いは、単なる暗記ではなく「位置」と「意味」をセットにすると定着します。

  • 覚え方: 「That’s All Right(おおざとは右)」で解決。
  • 意味: 左(こざと)は「地形・山」、右(おおざと)は「村・国」
  • 画数: どちらもテストでは「3画」と数えるのが正解。

この法則さえ覚えておけば、漢字の読み書きで迷うことはなくなります。ぜひ、お子様への説明やご自身の学習に役立ててください。

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