「これうまつゆ」の代用はめんつゆ・白だしでOK!味を再現する黄金比レシピ

日記
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料理研究家リュウジさんのレシピなどでも頻繁に登場し、今や多くの家庭で定番調味料となったヤマサの「これ!うま!!つゆ」。その名の通り、これ1本で味が決まる万能さが魅力です。

しかし、いざ使おうとしたら「切らしていた!」「近所のスーパーに売ってない…」なんて経験はありませんか?

大丈夫です。わざわざ買いに走らなくても、家にある「めんつゆ」や「白だし」に”あるもの”を少し加えるだけで、あの独特のまろやかな甘みと深いコクを驚くほど簡単に再現できます。

この記事では、「これうまつゆ」がない時に役立つ代用方法を、手軽さのレベル別に紹介します。味を再現するための「黄金比」さえ知っておけば、もうレシピの前で立ち往生することはありません。

結論:「これうまつゆ」の代用は「めんつゆ+みりん」が最強!

時間がない時、最も手軽で味も近くなる代用方法は「めんつゆに甘みを足す」ことです。

なぜ「ちょい足し」が必要なのか?

「これうまつゆ」の最大の特徴は、一般的なめんつゆに比べて「塩味がまろやかで、甘みと昆布の旨みが強い」点にあります。そのため、ただめんつゆを同量使うだけだと、少し塩辛く、あっさりした仕上がりになってしまいます。

この味の差を埋めるために、みりんや砂糖で「甘みとコク」をプラスしてあげることが、再現の鍵となります。

代用の黄金比【めんつゆ100mlに対して、みりん大さじ1】

  • めんつゆ(3倍濃縮):100ml
  • みりん:大さじ1
  • (甘めの味が好きなら、さらに砂糖を小さじ1/2加える)

この比率で混ぜるだけで、「これうまつゆ」の風味にぐっと近づきます。親子丼や煮物など、甘みが決め手になる料理には特にこの配合がおすすめです。

「これうまつゆ」とめんつゆ・白だしの違いは?【早わかり比較表】

そもそも、これらの調味料は何が違うのでしょうか?特徴を理解すると、代用する際の味の調整がしやすくなります。

項目これ!うま!!つゆめんつゆ白だし
甘み強い普通弱い
塩味まろやかやや強いしっかり
濃い(醤油色)濃い(醤油色)薄い(琥珀色)
主なだし昆布・かつお節かつお節昆布・かつお節・椎茸など
得意な料理丼もの、煮物、照り焼き麺類、煮物お吸い物、だし巻き卵

【レベル別】これうまつゆの代用方法3選

あなたの状況や作りたい料理に合わせて、最適な代用方法を選んでください。

レベル1(緊急時):めんつゆだけで代用する場合のポイント

「ちょい足しする調味料もない!」という場合は、めんつゆだけでももちろん代用可能です。
その際は、レシピに書かれている「これうまつゆ」の量よりも少しだけ少なめに入れるのがコツです。塩味が強くなりすぎるのを防ぎ、後から味を調整しやすくなります。

レベル2(味の再現):白だしで代用する場合の「ちょい足し」術

白だしは、「これうまつゆ」と同じく昆布の旨みが効いているため、風味の再現度は高くなります。ただし、色が薄く、醤油の風味が弱いため、以下の「ちょい足し」が必要です。

  • 白だし:大さじ3
  • 醤油:大さじ1
  • みりん:大さじ1

この配合で、色とコクを補うことができます。素材の色を活かしたい煮物などには、白だしベースの代用が向いています。

レベル3(完全再現):自家製「これうまつゆ」の黄金比レシピ

「これうまつゆ」の味を完全に再現したい、ストックしておきたいという場合は、自家製がおすすめです。

  • 醤油:100ml
  • みりん:100ml
  • 料理酒:50ml
  • 砂糖:大さじ3
  • 昆布:5cm角 1枚
  • かつお節:ひとつかみ(約5g)
  1. 鍋に昆布以外の材料を全て入れて火にかけ、煮立たせる(アルコールを飛ばす)。
  2. 火を止めて昆布とかつお節を入れ、冷めるまで置いておく。
  3. 冷めたら昆布とかつお節をこして、清潔な容器に移して完成。冷蔵庫で2〜3週間保存可能です。

代用調味料で作る「これうまつゆ」風人気レシピ

代用調味料を使っても、美味しい定番料理が作れます。

親子丼・カツ丼

甘辛い味付けが重要な丼ものは、「めんつゆ+みりん+砂糖」の代用が最適です。少し甘めに作ることで、お店のようなコクが出ます。

肉じゃが・煮物

具材にしっかり味を染み込ませたい煮物には、自家製レシピ「白だし+醤油+みりん」の代用がおすすめです。優しいながらも深い味わいに仕上がります。

うどん・そばのつゆ

シンプルな麺類のつゆとして使う場合は、めんつゆだけでも十分美味しくいただけます。お好みで少し砂糖を加えてもOKです。

よくある質問

Q. そもそも「これうまつゆ」は何倍濃縮ですか?

A. 「これうまつゆ」は濃縮タイプですが、めんつゆのように「〇倍」という明確な希釈基準は定められていません。料理によってそのまま使ったり、水で割ったりします。代用する際は、レシピの指示に従うのが基本です。

Q. 「これうまつゆ」はどこで売っていますか?

A. 全国のスーパーマーケットの醤油・調味料コーナーで販売されています。ただし、店舗によっては取り扱いがない場合もあります。ヤマサ醤油の公式オンラインショップでも購入可能です。

Q. 代用した場合、保存はできますか?

A. 「めんつゆ+みりん」などを都度混ぜて使う場合は、その場で使い切ってください。自家製レシピで作った場合は、清潔な瓶などに入れて冷蔵庫で保存し、2〜3週間を目安に使い切りましょう。

まとめ

ヤマサの「これ!うま!!つゆ」は非常に便利な調味料ですが、もし切らしてしまっても慌てる必要はありません。

  • 一番簡単な代用: めんつゆにみりんを足す(甘めが好きなら砂糖も)
  • 色を薄く仕上げたい場合: 白だしに醤油とみりんを足す
  • 完全に再現したい場合: 醤油・みりん・だしで自家製

これらの方法を知っておけば、「これうまつゆ」がない時でも、いつもの美味しい料理を作ることができます。ぜひ、ご家庭の調味料で試してみてください。

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